パッケージデザインは販売に関して非常に重要なファクターです。「パケ買い」「ジャケ買い」という言葉が示すように、商品のパッケージが気に入って購入されることも珍しくありません。

明治の「ザ・チョコレート」はパッケージデザインのリニューアルによって、売上が目標の2倍に達しました。パッケージデザインは、購入動機に大きな影響を与えるものと言えるでしょう。

一方、オリジナルのパッケージデザインに対して敷居が高いと感じ、なかなか導入に踏み込めていない企業の方もいらっしゃるかも知れません。そこで今回はパッケージデザインにかかるコスト（デザイン代）の相場についてご紹介いたします。

パッケージデザインの導入により、販売機会を増やしたい・売上を伸ばしたいと考えている商品の開発や広報担当の方は特にご参考になさってみてください。

パッケージデザインに費用をかける必要性

パッケージデザインの費用感を把握する前に、パッケージデザインの重要度について考えてみます。そもそもとして、パッケージデザインはどんな役割を果たすのでしょうか。

第一に「コンセプトを訴求すること」が挙げられます。たくさんの商品が並ぶ売り場で商品の強みを訴求しなければ、消費者の方に手に取ってもらえる機会はほとんどなくなってしまいます。どれほど優れた商品であっても、伝わらなければ意味がないのです。

次に「商品価値の向上」。使い勝手がよく保存がしやすいといったこともその一つですし「美味しそう」と感じさせるのもパッケージデザインの力と言えます。アメリカの学者によると、商品のパッケージに抱いた印象・感覚を無意識に商品自体の評価に転移させる「感覚転移」と呼ばれる現象があるそうです。極端な話、同じ中身でも高級感のあるパッケージデザインだと「より美味しい」と感じられる可能性が高くなると考えられます。

デザインと聞くとデザイナーの才覚や消費者の方の感性がフォーカスされがちですが、パッケージデザインにおいては、前述したポイントなどを含めて論理的に検討されると良いでしょう。貴社のマーケティング戦略上、重要なポイントを把握しておくことで、デザインの採用基準も明確になるのではないでしょうか。

パッケージデザインの費用感

さて、パッケージデザインと聞くと、依頼の敷居が高いように感じられるかも知れないのですが、特殊な条件・形状としない限りはデザイン代だけなら10万円未満の予算から応じてくれるデザイン会社も少なくありません。

あくまでご参考となりますが、実際にいくつかの会社の料金を調査しました。なお、特に注釈がない限り印刷代や箱代は除いておりますので、ご了承ください。

パッケージデザインの費用を確認する上でのポイント

料金例を見ていただいた通り、各社の料金例に大きな価格差はないように見受けられます。しかし、条件が様々設定されているため、後々になって仕様に含まれていなかったということがないように、金額そのものだけではなく、内訳の確認を取ることをオススメいたします。また、デザイン会社によって得意分野や特性もありますので、製作例などを事前に確認されると良いでしょう。

パッケージデザインは弊社にお任せください！

松浦紙器製作所でもパッケージデザインを承っております。デザインの内容によって料金は異なりますが、事前ヒアリングを行い、ご要望に合わせた仕様での御見積をさせていただきます。ブログページ下部の「お問い合わせ」ボタンまたはページ上部「お問い合わせ」よりお問い合わせください。

製作にあたっては専属のデザイナーが貴社をサポート。安心してお任せいただけます。デザインにお困りの方も、お気軽にオリジナルパッケージをご依頼ください。

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