はじめての貼箱づくり|種類・構造・メリットをやさしく解説!

はじめての貼箱づくり|種類・構造・メリットをやさしく解説!

リボンのついた青い貼り箱

「貼箱(はりばこ)」という言葉、聞いたことはあるけど詳しくは知らない…
そんな方のために、今回は貼箱の種類や構造、メリットについて、わかりやすく解説します。

貼箱はギフト・スイーツ・コスメ・雑貨など、さまざまなシーンで使われているパッケージ。
商品を包む“箱”であると同時に、ブランドの価値や印象を伝える大切な存在です。

貼箱とは?〜“包む”から“一緒に残る”パッケージへ〜

貼箱とは、厚紙(チップボールなど)を芯材にして、紙や布を貼り合わせて仕上げる箱のことです。
美しく、しっかりとした作りで、「化粧箱」や「ギフトボックス」とも呼ばれます。    
日常的に見かける折りたたみ式のダンボールや紙箱とは異なり、貼箱は完成品としての存在感を放つのが特徴です。

なにより魅力的なのは、使い終わったあとも思わず取っておきたくなるような高級感と実用性。
贈り物として受け取った貼箱を、アクセサリーや文房具など小物の収納に再利用した経験がある方も多いでしょう。
まさに「包む」役目を果たすだけでなく、暮らしに寄り添いながら一緒に残り続けるパッケージなのです。

貼箱の種類と構造を知ろう

貼箱にはさまざまな形状・構造があります。代表的なものを紹介します。

● C式(かぶせ式):フタ身セパレート形式

     

C式は、貼り箱の中でももっとも一般的な形状で、上下に分かれたフタと身が別々に作られている構造です。
まるで靴箱のように、フタを上からかぶせて閉じるシンプルな仕組みが特長。

ギフトやスイーツ、アパレルのパッケージなど、さまざまな用途に対応できるのがこのC式の魅力です。
身箱とフタの高さやデザインを自由にアレンジすることで、品物のイメージや高級感をより一層引き立てることができます。

▶「C式(かぶせ式)」の制作事例はコチラから

●印籠形式(インロー型)


こちらは、身箱の中に、さらに身箱よりもわずかに高い内枠を備えた「印籠型」と呼ばれる貼り箱です。
身箱が二重構造になっているため、しっかりとした強度と重厚感が生まれ、特別感のあるパッケージとして活躍します。

印籠型は、フタと身の外周が同じ長さに設計されているため、フタを閉めるとフタと身がすき間なく、ぴったりと収まるのが特徴です。
さらに、フタや身の高さをやや低く設定することで、内枠をあえて見せるデザインにすることができます。
内枠に異なる色や素材を使うことで、フタと身の間から見える内枠がデザインのアクセントとなり、貼り箱の美しさを一層引き立てます。

▶「印籠形式(インロー型)」の制作事例はコチラから

● N式(身蓋一体型)・ブック式

  

N式の貼り箱は、蓋と身が一体になって開閉するタイプです。
フタと身が背の部分でつながっており、本のようにフタが横に開く形状はブック式とも呼ばれ、高級感や演出効果を高めたいギフトやプレミアムアイテムのパッケージとして人気があります。

この構造は、開ける動作そのものが印象的で、贈り物や記念品の場面で「開ける瞬間の楽しみ」を演出してくれるのも大きな魅力です。
しっかりとした作りで繰り返し開閉しても丈夫なので、ジュエリーケースやメモリアルボックスとしても長く愛用できます。

▶「N式(身蓋一体型)・ブック式」の制作事例はコチラから

● 特殊構造(観音開き・マグネット付き・ウレタン付きなど)

DOPA貼箱 蓋・本体

両開きタイプや、マグネットでピタッと閉じる仕様なども対応可能です。
また、中にウレタン製の仕切りを作成し、中の商品をしっかり固定することも可能です。

オーダーメイドならではの“仕掛け”が加えられます。

▶ウレタン付き貼り箱の制作事例はコチラから

貼箱のメリット・選ばれる理由

 

貼箱はなぜ選ばれるのでしょうか? 具体的なメリットをまとめました。

✔ 高級感・プレミアム感を演出できる

厚みと質感があり、手に取った瞬間に「特別感」を感じられます。

✔ 商品の価値を引き立て、ブランドイメージを向上

ロゴの箔押し、テクスチャ付きの紙などで独自性を出せます。

✔ 印象に残る=再利用されやすい

箱自体が丈夫なので、贈り物としての感動が長く続きます。
使い終わったあとに小物入れなどで再利用されやすく、ブランドの余韻が残ります。

✔ 小ロット対応・オーダーメイド可能(当社対応)

「100個だけ作りたい」「短納期で作りたい」といったご要望にも対応可能です。

貼箱はこんなシーンにおすすめ
  • お中元やお歳暮など、季節のギフトボックス
  • 焼き菓子や和菓子の高級感を演出したいとき
  • アクセサリーや化粧品ブランドの箱
  • 高級な商品の付加価値を上げるパッケージ

▶「貼り箱」の制作事例はコチラから

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