日本の伝統文様とは?ギフトや贈り物にぴったりな和柄の意味と種類

日本の伝統文様とは?ギフトや贈り物に最適な和柄の意味と種類、調べました

日本の伝統文様とは?ギフトや贈り物に最適な和柄の意味と種類、調べました | 2025年巳年

街なかで外国人観光客を見かける機会が増えたと感じる方も多いのではないでしょうか。歴史的な円安の影響もあってか、3月の訪日外国人数が初めて300万人を突破して過去最多するなど、実際に多くの方が日本を訪れています。

そんな外国人観光客の購入するおみやげは、おみやげ用のお菓子はもちろん、私たちが普段食べる食べ物や日用品を求めるケースが多いようです。
また、日本の伝統的なグッズの需要も高く、和柄の入った雑貨なども根強い人気を誇っていると言えるでしょう。

ところで、日本の伝統的な模様である和柄についてどこまでご存知ですか?
お仕事などで日頃から馴染みのある方や和柄を好んで活用される方はお詳しいかも知れませんが、和柄の名称や由来の詳細まではあまり知られていないのではないでしょうか?

そこで、今回は日本の伝統模様の和柄の意味や種類をご説明いたします。おみやげも含めたギフトや贈り物のシーンにぴったりな和柄を中心にご紹介しますので、贈り物選びの際にもご活用ください!

日本の伝統文様『和柄』

『和柄』は、その名の通り日本の模様で『文様』を意味するものです。

文様を繰り返しパターン化されたように並べた柄が『和柄』と呼ばれます。

随と唐がルーツと言われ、そこに日本のアレンジが加わり現在のようになったと考えられています。

日本の伝統文様『麻の葉』の由来と種類

ここからは実際に代表的な文様をご紹介していきます。

まず『麻の葉』の模様です。形が麻の葉に似ているため、このように呼ばれていて、並ぶ図形は頂点の結ばれた正六角形がベース。麻の葉の模様には「魔除け」の意味があったり、丈夫で真っ直ぐ成長する麻の性質から「無病息災」の力があるとされ、昔は産着などに用いられていたようです。

また、上方の歌舞伎役者の嵐璃寛がお染で、この柄の衣装を身に着け好評を博していたことも知られています。

日本の伝統文様『市松』の由来と種類

異なる色の正方形を格子状に並べた柄模様を『市松模様』と言います。上下左右の途切れない連続模様であることから、「発展拡大」や「繁栄」の意味を持つ柄です。

そんな模様が『市松』と呼ばれるようになったのは、江戸時代の歌舞伎役者・佐野川市松に由来します。舞台衣装に白と紺の模様を使って登壇したことで人気を博したため、こう呼ばれるようになったと言われているのです。

日本の伝統文様『鱗(うろこ)』の由来と種類

三角形の上下左右に連続して配置した模様が『鱗模様』です。並んだ形の柄が魚やヘビの鱗のような形をしていることから『鱗模様』と呼称されるようになりました。

三角形には「魔除けの力」があるとされるのに加え、身を守る意味のある鱗そのものが「魔除け」効果を持つとされています。能装束や陣羽織にも使われていた模様です。

日本の伝統文様『亀甲(きっこう)』の由来と種類

続いては『亀甲模様』のご紹介となりますが、その名称の通り、亀の甲羅がモチーフ。六角形が連続して形成される模様です。亀の柄ですので「長寿」だったり、亀の甲羅が固く身を守れるために「健康」の意味を持っています。

由来は中国にあり、飛鳥時代・奈良時代に伝来したと言われ、当初は今のように誰でも広く活用できる模様ではなく、限られた身分の方だけが身に着けられるものだったようです。

日本の伝統文様『青海波(せいがいは)』の由来と種類

『青海波』は、広い海の波模様が描かれる柄。三重の半円を連続して波を表しています。

源氏物語の中に『青海波』と言う雅楽を舞う若き光源氏の姿が描かれていることから平安時代に日本に伝わったと言われていますが、江戸時代に勘七という漆工が描いたことがきっかけで流行ったそうです。

広がる波の文様に込められた願いは未来永劫続く幸せへの願いと、人々の平安な暮らしへの願い。こちらも縁起の良いとされる柄です。

日本の伝統文様『紗綾形(さやがた)』の由来と種類

『紗綾形文様』の紗綾(さや)とは、滑らかな表面の光沢ある絹織物を指しますが、その多くは白生地で後から加工されたものです。それに紗綾に卍を斜めに重ねた「万字繋ぎ」(紗綾形)が頻繁に織り出されたことから、そのまま織物の呼び名が文様の名前になったと言われ、この模様の由来とされています。

万字繫ぎは「不断長久」(ふだんちょうきゅう)を表すもので永く続くこと、家の繁栄や長寿の意味があります。

日本の伝統文様『矢絣(やがすり)』の由来と種類

この弓矢のような柄は『矢絣(やがすり)』として、主には武士の衣装や家紋に使われていました。
これは矢が武士にとって戦場での重要な武具であることに由来しています。

江戸時代では「一度放った矢は戻らないこと」から結婚の縁起物として矢絣柄の着物を持たせる風習も生まれたり、明治時代、女学校で袴が通学服に制定されて袴スタイルが人気を博した際にも袴に合わせる着物として、矢絣が好まれたそうです。

もともとこの模様は矢羽(やばね)文様と呼ばれており、弓矢についている羽(矢羽)の形に似ているためでしたが、矢羽文様は絣(かすり)織りという技法で織られていたことに由来して、いつしか『矢絣』という呼び方が定着しました。

日本の伝統文様『七宝(しっぽう)』の由来と種類

同じ大きさの円または楕円を四4分の1ずつ重ねた文様を『七宝文』呼びます。

円が連続して永遠に続いていくので、人の円満や調和、ご縁であったり更なる繁栄の意味を持つ模様です。
なお、『七宝』とは仏教の用語で七つの宝物を示します。「七珍」(しっちん)とも呼ばれ、漢・魏・唐・宋と時代と国によって若干異なるものの、以下を指すのが一般的です。

「金(こん)」「銀(ごん)」「瑠璃(るり)」「玻瓈(はり)」「硨磲(しゃこ)」「赤珠(しゃくしゅ)」「碼碯(めのう)」

七宝文様は、人の繋がりやご縁が七宝と同じくらい価値のあることも意味しているのです。

日本の伝統模様をデザイン!縁起の良いポッピーカレンダー

今回ご紹介した模様は大変縁起の良いとされる模様ばかりでした。背景や由来を知ってみると、縁起物が日本で大切にされていることが分かります。
例えばギフトやプレゼントでも、縁起の良いものをもらうと嬉しい気持ちになったり、贈り手の方からの気持ちが伝えられたりもするでしょう。

そんな縁起の良いグッズを贈りたいシーンに向けてオススメなのが『ポッピーカレンダー』です。
ティッシュボックスの箱の蓋を開けると、来年の干支であるヘビが立体的にポップアップする仕組みで、受け取った方へのインパクト抜群のお年賀になっています。

外箱のデザインは、今回ご紹介した日本の伝統模様『鱗(うろこ)文様』。「魔除けの力」を持ち、さらにヘビ、特に白ヘビは金運のアップさせる縁起の良い動物です。

お付き合いのある大切なお客様や取引先様へのギフトにピッリ。ご興味のる方はお気軽にお問い合わせください。

製品リンク:2025ポッピーカレンダー(お年賀・ノベルティ)ティッシュ付

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