オシャレなパッケージデザイン「白×銀」!箱の制作事例をご紹介
パッケージを製作しようと考えた時に「デザインや色が決めきれない」「使いたい色は決まっているけど、パッケージのイメージが浮かばない」などのお悩みを抱えている方は少なくありません。
日頃デザインに関わっている方でも何度も検討を重ねる内容ですから、あまりご経験のない方が担当されて、悩んでしまうのも無理はないでしょう。
特に色味は、パッケージの印象を大きく作用する要素のひとつ。思わぬイメージを与えてしまったり、想像と違ったというアンマッチが生まれかねないため、製作前の十分な検討が必要です。
前回ブログで、人気の「黒x金」のパッケージデザイン。採用事例でご紹介』で「黒x金」の配色のパッケージについてご紹介しましたが、今回は、定番カラーでもあり人気の高い「白×銀」の組み合わせを採用したパッケージの事例をご紹介いたします。皆様がパッケージを製作する際のイメージを膨らませるために、ぜひご一読ください!
パッケージ製作以外の分野でも人気を集める「白」と「銀」
「白」と「銀」は単色でもカラーバリエーションにラインナップされている商品が多く、定番色として好まれています。
ファッションや乗用車だけではなく、近年はガジェット機器も「白」「銀」など明るめのカラーが選ばれる傾向にあります。これはアップル社が「白」と「銀」を基調としたカラーコンセプトを主軸に据えた影響と考えられます。多くのジャンルで採用される色味ですから、パッケージ製作においても魅力のある配色でしょう。
「白×銀」の与える印象・イメージ
それぞれのカラーが与える心理的印象は以下の通りです。
白:清潔、祝福、平和、純粋、明るい
銀:上品、シャープ、都会的、知性、未来
「白」は「黒」や「灰」と同じ無彩色ですが、最も明るい色のため他とは異なった印象を持たれます。例えば純粋、清潔…のように比較的クリーンなイメージがあり、好感度が高くなりやすいようです。
そして他の色との馴染みが良く、単体よりも引き立てるために使われるのが「銀」の特長です。「銀」と併せて使われた他の色は洗練されたイメージになります。これは実際に色の表示が無くとも「銀」そのものが持つ印象が作用しているのかも知れません。「銀シャリ」「銀盤」「銀幕」のように、本来は白で表現される色合いに「銀」を足すことで、より上質さを想起させるのです。
ですので、パッケージ製作においても「銀」を用いると、一層良いものだと印象付けられる可能性が高くなるでしょう。これからご紹介する「白×銀」で製作したパッケージも「白」と「銀」の組み合わせによって、輝きを持った美しいイメージを演出しています。
「白×銀」を使ったパッケージ製作の事例:お菓子のパッケージ
このパッケージは、犬山銘菓の「げんこつ」専用のパッケージです。「げんこつ」は犬山城の城主・成瀬正成が陣中食を考えている際に生まれたと言われるお菓子のため、特色銀1c印刷とマットニスを使って城下町の雰囲気を再現しています。箔押し加工と異なる風合いが他のパッケージと差別化したポイントです。
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「白×銀」を使ったパッケージ製作の事例:オルゴールを入れるパッケージ
厚紙で作った箱の表面に化粧紙を貼って作る「貼り箱」は外観が美しく高級感あるパッケージ。そこに「銀」の箔押し文字が洗練された印象を強くします。このパッケージに包まれることで、上質かつ精巧なオルゴールの芸術品としての価値を更に高めるのです。
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「白×銀」を使ったパッケージ製作の事例:スプレーボトル用パッケージ(仕切り付)
1枚の紙を組み立てて形成するN式の箱のパッケージは、スプレーボトル用に製作されたもの。仕切り付なので商品をしっかり固定してくれる仕様になっています。
太鼓革専用の洗浄剤スプレーボトルの贈答用パッケージですが、「白」のダンボールに施された「銀」の箔押しから演出されるラグジュアリー感が高い品質と優れた効果を期待されてくれますね。
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TAICOCARE公式サイト
「白×銀」をパッケージ製作にご活用ください!
「白×銀」の比較的落ち着いた色の組み合わせは、シンプルながら他と一線を画す、際立った商品を訴求したい場合にご活用いただけます。もちろん、ビビットなカラーやカラフルな色使いのパッケージが悪いわけではありません。そうしたパッケージが適している場面も少なくないでしょう。しかし、重要なポイントは消費者の方に「どのような印象を与えたいか」「どんな商品を訴求したいか」を踏まえたパッケージ製作です。
パッケージNow!の運営を行っている松浦紙器製作所では、皆様からいただいたイメージの具体化、お悩みの解決案をご提案いたします。お問い合わせフォーム、もしくはお電話(0568-67-1363)にてお気軽にご連絡ください。