高級感を求めるなら!貼り箱あれこれ。
日頃の生活を送っていると『箱』を目にする場面は多くあります。スーパーやコンビニで見かけるお菓子から、服飾品のパッケージ……と接触機会は数え切れません。
『箱』と一括りに言っても種類は一つではなく、それぞれの使途に合わせてデザインと共に最適なものを選択していきます。箱型のパッケージを製作するにあたっては、高級感のある『貼り箱』が大変人気です。
人気の理由はそれだけのメリットがあるからなのですが、一方でデメリットもゼロとは言えません。そこで今回は、オリジナルパッケージに『貼り箱』の採用をご検討されている方のご参考になるよう、『貼り箱』についてご紹介いたします!
『貼り箱』とは何か
そもそも『貼り箱』とはどのような箱を指すのでしょうか。weblio辞書によると以下とされています。
貼箱(はりばこ)は、板紙製の紙器(紙箱)や木箱の表面にデザインされた紙を貼って美麗に加工した化粧箱である。
紙を貼るから『貼り箱』と考えれば、非常に理解しやすい名称と言えるのではないでしょうか。
『貼り箱』のメリットとデメリット
次に『貼り箱』ならではのメリットとデメリットについて考えていきましょう。
- 『貼り箱』のメリット
厚紙で作った箱の表面にデザインされた紙(化粧紙)を貼っていくので、外観が美しく高級感が出ることが大きな特長と言えます。加えて構造的に頑丈なため、他の箱に比べ強度も◎。 - 『貼り箱』のデメリット
一方、デメリットはデザインされた紙を貼ることによる手間、材料が増えるのでコストが高くなります。また、箱が組みあがった状態での納品になるため、容積が増え相対的に輸送コストも増加するかも知れません。納品後も基本的にはそのまま折りたたまずに保管されますので、相応の保管スペースが必要になるでしょう。
採用事例のご紹介
実際に『貼り箱』を採用したパッケージデザインの事例をご覧ください。
貼り箱の採用事例:『オルゴール用化粧箱』
オルゴール販売用のギフトボックスです。『貼り箱』の高級感を箔押しの文字が更に引き立てています。
商品の詳細:
貼り箱/オルゴール/C式/箔押し
貼り箱の採用事例:『メガネケース用パッケージ』
精密なアイウェアの海外向けパッケージにも採用されています。丈夫で美しい仕上がりになる『貼り箱』は、意匠を追及したブランドにも御あつらえ向き。
商品の詳細:
パッケージNow!|メガネケース用パッケージ/貼り箱
貼り箱の採用事例:『紙製お重箱』
この例では『貼り箱』のうち、一層高級感の増すインロー式を採用。インロー式は箱の身の中に異なる高さの内箱を入れて二重にした形状です。蓋と身の重なり合いが、綺麗な形状を生み出します。
商品の詳細:
パッケージNow!|折箱(黒)/2段/紙製お重箱/Vカット/木目
貼り箱の採用事例:『衣服ギフトボックス』
衣服の通販サイト向けのギフトボックスとしての採用事例です。
受け手に高級な印象が与えられる『貼り箱』は、贈答品やギフトボックスのパッケージに最適です。
商品の詳細:
パッケージNow!|貼り箱/ギフトボックス/衣服/通販
『貼り箱』で、オリジナルパッケージの製作をしてみませんか?
ご紹介した通り『貼り箱』にはメリット・デメリットいずれもありますが、売れるため、消費者に訴求することを目的とするならば、他との差別化が重要です。差別化を考えたときには『見た目』にメリットのある『貼り箱』が候補に入ってくるでしょう。
『貼り箱』でのパッケージ製作にご興味がございましたら、採用事例をご参考にご検討なさってみてください。