知っておきたい『箱の種類(形式)』(2)【C式】【N式】【PoppyBox】
日頃生活を送るうえで、パッケージされた商品やギフトはよく見かけるものです。
中身が販売商品なら、その商品に合ったデザインのパッケージが採用されるでしょうし、ギフト用なら贈る相手に喜んでもらえるようなパッケージを用意するのではないでしょうか。
そうして、色や模様、素材などデザイン的な部分に注目することは多いと思います。しかし、パッケージの「箱の種類」までを意識されている方はいらっしゃらないかもしれません。
私たちが普段、目にしているパッケージの「箱」には多くの種類が存在しています。そして、あまり知られていませんが、それぞれ異なる特徴を持っているのです。
そこで、今回のブログでは、以前の記事「知っておきたい『箱の種類(形式)』(1)」に引き続き、箱の種類について取り上げます。御社のオリジナルパッケージ製作の参考になれば幸いです。
果物などのギフトパッケージに適した【C式】
「C式」の箱は、身とフタが別々になっていることが最大の特徴です。身とフタをそれぞれ組み立てる必要はあるものの、開け閉めしやすく強度があります。
パッケージなどギフトケースとして使われる形式で、主に果物や酒類のギフト用に使われていて、お中元・お歳暮シーズンに活躍。フタを台座にして中身を見せるディスプレイ見本にも活用できるため、販促にも適しています。
身・蓋を合わせるので強度が生まれ、底は一枚の面となっているので底抜けの心配がありません。丈夫で高級感のある反面、ほぼ2箱分のコストがかかるという難点があります。
代表的な用途:
ギフト用 果物、飲料(お酒)、食器など
コストパフォーマンスに優れた【N式】
接着部分がなく、身とフタ一体型の箱をN式と言います。
接合箇所がないので、型が必要な形式の中では最も安価に製作でき、コストパフォーマンスに優れたパッケージです。
組み立てが必要ではありますが、使用前は平面なので省スペースで保管できます。
開封・梱包もしやすいのでギフト用のパッケージにも向いています。
代表的な用途:
宅配箱、ラーメンやコーヒー等の食料品など
飛び出す仕掛けでインパクト大!【PoppyBox】
お菓子、化粧品に使われる最もポピュラーな形の「キャラメル箱」。(キャラメル箱については前回のブログをご覧ください。)
扱いやすく低コストですが、見た目はシンプルになりがちです。商品パッケージとして考えると、どうしてもデザインで差別化を図る必要が出てきます。
そこで、インパクトあるオリジナルパッケージを作りたい方にオススメなのが、「PoppyBox(ポッピーボックス)」です。
飛び出す絵本のような仕掛けを施すことができ、宣伝効果の高いパッケージ戦略を打ち出すことが可能です。
サイズ、大きさはカスタマイズ可能。箱と飛び出すPOPのデザインも自由ですし、名入れもできます。クリスマスやバレンタインのギフトに。あるいはイベント専用のパッケージとしてもご好評いただいている製品です。
代表的な用途:
お菓子全般
オリジナルパッケージを作りたい人、必見! 知っておきたい『箱の種類(形式)』(2)のまとめ
パッケージというと、ついデザイン性に目を向けてしまうものです。しかし、ご紹介したとおり、箱には多くの種類が存在しています。包装したい商品の種類や重さに合った箱を選んでおかなければ、底抜けしたり変形してしまうかもしれません。どんなに優れたデザインでも、商品に合っていない形状では、良いパッケージとはいえないのです。
入れたい商品に適した箱の形状が分かっていれば、目的や用途にあった思い通りの箱が出来るでしょう。「PoppyBox」のような販促効果の高い製品を活用した、オリジナルパッケージの製作を進めるのも良いかもしれません。
消費者から見た商品のイメージは「見た目」で決まります。商品を認知したり、手に取るのもパッケージによる影響は無視できません。御社の商品を一人でも多くの方に届けるためには、良いパッケージが必須なのです。
パッケージNow!では、初めてパッケージを作られる方でもご安心いただけるよう、最適なパッケージをご提案いたします。ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。