PoppyBox第一号のはじまり
開発スタートから半年後、やっとの思いで完成させた試作品を、犬山城下で伝統的な犬山銘菓を作りながら常に新しいことに挑戦されている会社の社長様にPoppyBoxを見ていただく機会をいただきました。
社長は、商品を見るなり「これいいね!おもしろい!採用するわ!いくらでできる?」と一言・・・。こんなに簡単に決まっていいの?という半信半疑な気持ちと、驚きとうれしさでいっぱいでした。デザインも当社おまかせということで、PoppyBox第一号は拍子抜けするほど簡単にスタートしたのでした。
デザインのご要望は、犬山の2つの国宝、「犬山城」と日本庭園有楽苑の茶室「叙庵」をデザインに組み込むことでした。犬山市は他にも「犬山の城下町」「博物館明治村」「野外民族博物館リトルワールド」「日本モンキーパーク」など見どころの多い観光地です。特に4月に行われる「犬山祭り」はからくり人形の仕掛けのある13台の山車が勢ぞろいし、夜には一斉に提灯を灯して練り歩くさまは豪華絢爛で圧巻の姿を見せてくれます。
この山車の姿をどう表現するかがこのPoppyBoxのポイントでした。飛び出す部分の山車の色合いやポップの形、飛び出し方、並べ方など何度も何度も打ち合わせや試作を重ね、ついに出来上がったのが「犬山めぐり」というPoppyBoxでした。
犬山銘菓「げんこつ飴」の入った「犬山めぐり」は大変インパクトのある犬山のお土産として長く愛されています。